だいぶ前の山行記録が燻っており、しばらくは山行記録の時間差爆撃が続きます。。。
ログは以下、僕のYAMAPに載せております。
八ヶ岳・裏同心ルンゼ / みずきさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
1月、お正月明けの3連休
山岳会の冬合宿で、八ヶ岳に行ってきました。
今回はそれぞれのスタイルに合わせて、一般登山・バリエーションルート・アイスクライミングの3つのグループに分かれて行動。
僕はアイスクライミング班として、裏同心ルンゼへ。
メンバーは4人。
天気も良く、絶好のアイス日和!
目次
赤岳鉱泉から裏同心ルンゼへ
朝7時、赤岳鉱泉を出発。アプローチはしっかりとしたトレースがあり、先行パーティのラッセルのおかげで非常に歩きやすかったです。感謝!

沢の入り口には雪がたっぷり。沢筋はすっかり埋まっています。しばらくしてF1に到着。ほとんど雪に埋もれていましたが、上部の3mほどは登れそう。

「これなら行けそう」と判断し、リードを申し出ました。肩慣らしも兼ねて、安全第一でロープを使って登ります。久々の氷、やっぱり楽しい!
F2〜F5、そして続くリード
F2からF5も、状態はほぼ同じで、上部の数メートルだけが登れるような感じ。氷はそれほど難しくはなかったですが、全体的に「落ち口」がちょっと怖いですね…。

確実にアックスを決めて、慎重に乗り越えていきます。
特にF5では落ち口でスクリューがなかなか決まらず、少し手間取りました。
ちなみに今回の学び:
濡れ氷にはスチール製スクリューが◎
やっぱり道具って大事ですね。
上部のガリーと下山ルート
F5を登ったあとは、右手にあるガリーで支点を取り、後続を確保。

ただ、このガリー、簡単だけど長くて終了点が遠いらしい…。加えて、大同心陵の取り付きもやや悪そう。

無理せず、ガリーは登らずに大同心の基部まで詰め上がり、トラバースして大同心陵から下山することにしました。大同心陵も急な箇所があるので、最後まで気を抜かず慎重に下ります。
下は大同心基部のトラバース

大同心稜の下り

初リード達成!感謝のアイスクライミング
今回の裏同心ルンゼは、僕にとって初めて最初から最後までリードを任されたアイス山行でした。

苦節(?)3年、ようやく自分のリードで一本のルートを完登できて、本当にうれしかったです。
トップを任せてくれたリーダー、そして一緒に登ってくれたメンバーに感謝!
岩場ではよく落ちる僕ですが、氷では絶対に落ちたくない…(笑)。
なかなか練習の機会が少ないアイスクライミングだけに、こうした1回1回を大切にしていきたいですね。
スキーとアイスの二刀流?
スキーにもアイスにもハマり中。雪山を多面的に楽しめるようになってきて、冬がますます楽しくなってきました。

スキー × アイスの二刀流!
どちらもバランス良く楽しみながら、技術も少しずつ積み上げていけたらいいなと思います。
どちらも中途半端な実力なのは言わないでください