雪洞に籠る3日間|2025年2月栂池バックカントリー

2月下旬、栂池高原スキー場からバックカントリーへ。

雪と風に翻弄されながらも、雪洞での生活とパウダー滑走を存分に楽しんだ3日間の記録です。

ログは僕のYAMAPから見れます!

白馬乗鞍BC・雪洞 / みずきさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
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【2月22日】曇りと雪、雪洞作成の一日

この日は栂池高原スキー場からスタート。

ゴンドラを降りたあと、登山道をハイクアップ。

道はいくつかのルートがあるようで、道路をショートカットしながら進みました。


栂池自然園に到着後、標高1900m付近で雪洞を作成。

今回は2泊予定なので、気合いを入れて掘り始めます。

積雪は十分!ゆっくり掘ります

ひとりで快適な雪洞を掘るのはやはり大変…。

でも、集中して黙々と作業した結果、L字型の快適な雪洞が完成しました。

雪洞堀りはテムレスが快適!


そのあとは水作りに励みます。

雪山で生きている感覚を強く実感。

夕食にはペミカンシチューを食べ、静かに眠りにつきました。

夜は雪がしんしんと降り続いていました。


【2月23日】霧時々晴れ、北西の風

快適すぎるシュラフが僕を離してくれず、7時前にようやく行動開始。

まずはラーメンで温まり、荷物をまとめて出発。

夜の降雪で雪洞の入り口が埋まっており、雪かきからスタートです。


この日は白馬乗鞍山頂へ向かう予定でしたが、

白馬乗鞍の山頂直下にリスクがあるのでパス。

新雪は20cmほど

風下斜面のスラブに注意しつつ尾根筋を登ります。


まずは林間の短い南斜面を1本。

スキーカットでは反応がなかったので、ダイレクトに滑走。

少し重めながら、良質のパウダーでした!

登り返して天狗原へ向かうと、他のパーティが続々と入山。

ありがたくトレースを拝借しながら祠付近まで登り、2本目を滑走。

視界は良好

安全マージンを取りつつ尾根筋を滑り、樹林帯を抜けて自然園へダイレクトにドロップ!

疎林の急斜面が楽しい!


しかしその後は、天狗原に登り返す気力がなく、雪洞付近の1900ピークを3本滑って終了。

短いながらも面ツルパウダーで最高でした。

天気が悪い日の、良い遊び場かもしれません。

余裕があればキッカーも作りたいところ。


午後は雪洞にこもり、ラジオを聴きながら自家製梅酒と共に昼食。

夜は残りのペミカンに味噌を加えてカロリー補給。

ろうそくの灯りの中、静かに夜が更けていきました。

ちなみに、婚約者から貰ったキャンドルランタンです。

のろけです、すみません


【2月24日】霧時々晴れ、西風

いよいよ最終日。

雪洞を撤収し、成城大小屋付近に不要な荷物をデポしてから天狗原方面へ登ります。

下山前にもう一本滑っておきたい!

前日から目立った降雪はなく、雪も沈降しつつありますが、風下斜面のスラブ化が気になる状況。

天狗原直下の東斜面は慎重にハイクアップ。

暴風に煽られながらも登りきり、晴れ間を待ってドロップイン!


尾根筋を絡めながら成城大小屋方面に戻る。

調子に乗って小屋を通り過ぎてしまい、林道を登り返すハメに…。

楽しかったんでヨシ!

デポを回収後、重量級のザックを背負って滑走開始。

林道ではなくショートカットの沢筋ルートを選び、無事スキー場へ到着。

その後、栂池の長大なゲレンデをヒィヒィ言いながら下山。

荷物が重いと脚にきます。

日本でも随一の総滑走距離なのでは??


そして最後の最後、謎の逆エッジで撃沈しました…。

【下山後】

下山後は足湯に浸かり、ビールとハンバーガーで優勝!

ゲレンデでもう少し滑ろうかと思いましたが、ビールの誘惑には勝てず

最後は八方の湯に寄って、夜行バスで東京へ帰りました。

【あとがき】

荒天の中、ひとりで雪洞に籠っていると、なかなか寂しいものです。

日常のありがたさ、パートナーの尊さがしみじみと身に染みます。

この3日間は多量の降雪と強風があり、かなり安全マージンをとった滑走を意識しました。

まだまだ自分は雪の知識も滑走技術もヒヨッコ。

適切にビビりながら少しずつ経験を積んで、行動範囲を広げていけたらと思います。

パウダーラン、少しはマシになってきたかな?


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