2025年1月 乗鞍岳バックカントリーの記録

厳冬期乗鞍岳バックカントリースキーの記録です

摩利支天岳東面の滑り台を滑走してきました

個人の山行記録ですので、参考程度にご覧ください


こんにちは、山男ブロガーのみずきです!

お正月に仲間と乗鞍岳に行ってきました

毎年恒例となりつつある位ヶ原山荘泊のスキーツアーです!

新しいことにチャレンジする精神はいつまでも大切ですが

定期的に実行する恒例行事的なものも心の拠り所になりますよね✨

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1日目

1月3日(Fri) 晴れのち雪 -10℃

Mt.乗鞍スキー場

なんとか今年も営業してくれたスキー場

感謝をしつつリフト売り場で3回券を購入

3回券は¥2,000

リフト3本を乗り継いでゲレンデトップへ向かいます

この時点で標高2000m付近!文明の力は偉大です

ちなみに、下から歩くと2時間はかかります

スタートは良い天気でした

ツアーコース

ツアーコースは初っ端に38度の雪壁が立ちはだかります

ここが最初の関門

ジグザグに登り、最後は樹林に逃げて登り切りました

登り切った後は、緩やかなアップダウンを繰り返して2kmほど歩きます

時折見えるツアーコースの看板がなんとなく目安になります

位ヶ原の付近

6番の看板が見えたら、位ヶ原山荘との分岐は近いです

分岐のある付近は雪崩事故も起きている地形です

立ち止まることなく、左手の尾根状をハイクアップ

登り切ると吹き曝しになるので早めに防風をします

森林限界

登り切ると雪崩の危険は減り、ひと段落

風が強くなるので防寒をしっかりと

木の陰で一休みしたら出発

晴れていた空は雲に覆われ、風が雪を運んで視界が悪いです

ここから先は基本的に風で雪が定着せず、硬めの雪原を歩きます

晴れていれば乗鞍岳の三段構えが見えて気持ち良いのですが、残念ながら視界なし

風雪に耐えながらひとまず避難小屋を目指します

トイレ小屋(撤退)

肩の小屋入り口にあるトイレと避難小屋の位置まで来ました

来たは良いものの、風強いし寒いし見えないです

2人で話し合うこともなく、撤退の準備です

さっさとシールを剥がして滑走準備

ホワイトアウト気味なので滑走も慎重にコースどり

乗鞍スカイライン

道路沿いに行けば楽と思ったのですが、斜度がなく滑らない

そこで道路をショートカット

こんどは段差が見えずに落ちる始末・・・

ふかふかのパウダーに落ちたのですが、雪崩を起こさなくて良かったです

位ヶ原山荘のご主人と地元ガイドの方が立ててくれた竹竿を追いかけて小屋へ向かいます

いつもは軽快に滑る道ですが、この日はパウダーで滑らない

上腕三頭筋の鍛錬不足を感じました

腕立てしよう

位ヶ原山荘

山荘着はおそらく二番手くらい

時間があったので小屋の前でビーコン訓練と積雪チェック

1時間ほど遊んだのち、山荘へ

いつもより賑わっていて楽しげです

一年ぶりに会うご主人と薪ストーブの乾燥室が迎えてくれます

名前を覚えてもらっていたのが嬉しかったですね

「あさひ」という2階の部屋に案内され、荷解き

賑わう談話室でストーブにあたり過ごしました


夕食に、名物の鹿鍋を食べ消灯間際まで談笑

午後から降り続いている雪がどうなるか

明日は8時に出発します

2日目

1月4日(Sat) 晴れのち霧 -15℃

6時に起床し、7時の朝食をいただきます

ご飯爆盛り!!

朝食は我々が一番遅い組で、すでに出発しているグループもある模様

みんな早すぎません?!

魚の甘露煮をはじめとし美味しい和朝食でした

位ヶ原付近

最終組で8:30ころ小屋を出発

新雪が20cmくらい積もっていました

先行の方々がつけてくれたトレースをありがたく利用し、小屋近くの樹林から登る

ここは急登なので、ラッセルになるとスキーでも結構大変です

森林を抜ける前に防寒対策をしておきます

森林限界

樹林を抜けると面ツルの広大な斜面が広がります

晴れている日に小屋へ滑り込むと楽しそう

少し前に居るガイドパーティを追いかけながら、直接摩利支天を目指します

滑り台

途中でガイドパーティを追い越し、摩利支天の東側に到着します

この後剣ヶ峰に登りたいので、滑り台の南東斜面を落とすことにします

スキーモードに切り替えて、ドロップイン

スラフの出かた、雪の安定性を確かめて滑りこみます

とりあえず大丈夫かな

膝から腰くらいのパウダーにシュプールを刻みます

トイレ小屋付近で止まり、降りてくる友人とリグループ

ピーカン、ドパウ、最高の1本でした

肩の小屋

シールをつけて肩の小屋へと登ります

朝日岳の東面に自然発生と思われる表層雪崩(size1~1.5)の跡を確認します

風下斜面は不安定なようです

広大なカール地形を登り肩の小屋へ

着く頃には残念ながらガスってしまいました

剣ヶ峰

肩の小屋にスキーをデポして剣ヶ峰を目指します

いつもはガリガリな朝日岳への登りですが、今日は意外と柔らかいです

場所を選べば滑走できそうでした

風雪に耐え、朝日岳・蚕玉岳と登り剣ヶ峰へ至ります

剣ヶ峰手前のコルが一番の強風地帯

通常の歩行でゴーグルを使用したのは久しぶりです

ガスっているので早々に下山

スキーを回収に向かいます

後から写真を見返したら、山頂滑走が出来そうなルンゼを確認

チャンスを見て行きたいですね

肩の小屋〜ツアーコース〜スキー場

肩の小屋直下は広大なカール斜面

斜度は緩めで広く快適です!

晴れていれば至高の景色が広がります

今回はガスってしまったので視界がなく残念

視界がないと地形が分からなくなるので慎重に・・・

僕は足元の感覚を頼りに滑り降りました


トイレ小屋付近に来るとガスも晴れ、視界が戻ります

滑り台もガス

名残惜しいけど下山が賢明です

緩い雪原をツアーコースに向けて滑ります

この辺りは新雪が乗りにくく、緩くても滑ります


先行パーティとの間隔を調整しつつ、位ヶ原の急斜面にドロップイン!

ここは短いですが雪崩地形なので素早く慎重に、間隔を空けて滑ります

ちょっと荒れ気味ですが、パウダーの急斜面は最高です!

小屋の分岐付近で友人とリグループ

その後は地形で遊びつつ、パウダーのツアーコースを爆走

急斜面や落ち込み、天然のジャンプ台など

ツアーコース滑走もエキサイティングです!

最後の38度斜面を滑り降り、スキー場へ帰還

駐車場へと戻ります

温泉「湯けむり館」

乗鞍登山後はいつもここ、「湯けむり館」です

スキー場から車で約5分

源泉掛け流しの天然温泉です

硫黄系の匂いがする濃い温泉です

冷えた体に染み渡る〜

露天風呂からは乗鞍岳が望めます!

駐車場も広く、お土産屋さんも付近にあるのでぜひ立ち寄りたい施設です

食事「十字路」

今回の下山後はレストラン「十字路」に立ち寄りました

松本市内にあるお店です

その名の通り、交差点付近にあるお店で

松本ICへと続く道の途中に建っているので入りやすいです

ハンバーグやステーキ、カツにカレーなど洋食中心に豊富なメニューがあります!

パフェなどのカフェメニューも充実しております✨

今回はミックスカレーをチョイス

フライとハンバーグが乗ったカレーです

ハンバーグは直火焼の旨みを感じる厚みのある逸品です

フライはサクサクの揚げたてで、単体で食べてもカレーと合わせても美味です

カレー自体も、コクと深みのあるちょっと辛めのルーで

最後まで美味しく食べ切ることができました✨

感想

毎年訪れてる冬の乗鞍岳ですが、

何度来ても飽きることなく

むしろ新しい発見がある楽しい山です✨

これからも乗鞍を楽しみ続けるために

いろんな山を経験して技術と知識を更新していきたいなと感じる山行でした

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